簡化24式
準備 南を向いて立つ /1.起勢チーシ始まりの型/2.右左野馬分 馬のタテガミを分ける/3.白鶴亮翅 白鶴が翅を広げる/4.左右ロウ膝拗歩 膝を払う5.手揮琵琶 琵琶を抱く/6.左右倒巻肱 肱を巻き込む/7.左攬雀尾 鳥の尾をなでる/8.右攬雀尾 鳥の尾をなでる/9.単鞭 鞭の型/10.雲手 雲を押し出す/11.単鞭 鞭の型/12.高探馬 馬の背から探る/13.右トウ脚 踵で蹴り出す/14.双峰貫耳 … 続きを読む
套路は、最終的に神=しんという人間の根本的な生命力で動くことを目指します。
武当派ではそのことを、存思(そんし)といいます。
存思(そんし)とはいわゆる瞑想のことですが、仏教などで言われる瞑想とは又違います。
太極拳の源流には坐道といわれるものがありますが、そこでも行われていた瞑想法です。
存思(そんし)は人間の生命の根源、すなわち純粋無邪気な無為なエネルギーに自らを置いている状態のことです。
仏教の禅のように悟りを得るためとか、無念無想とかと又感覚が違い、もっと躍動的でかつ、無為で純粋なものです。生命の根源にあるような根本的な存在で動くのが瞑想太極拳です。… 続きを読む
小林先生ももう50才を過ぎて、なかなか良い本を出されているようです。
交感神経と副交感神経は陰陽の関係。太極拳は交感神経も、副交感神経も高め、副交感神経がやや優位になる武道です。副交感神経を陽として、その陽(ひ)が陰(かげ)を生み出すという関係です。太陽の光が陰を作るように、光と影は一体ということですね。
(注釈)現象は全て形態と働きにわけます。例えば陽は陰を生みます。陰は陽があることを示します。このように、交感神経は形態的には抹消であり陰ですが、働きは陽を生み出します。又、副交感神経は、内臓の中枢で形態的には陽ですが、その働きは陰を生み出します。このような考え方が太極思想です。従って、副交感神経の形態が陽であり、働きが陰を生み出すとしています。通常の陰陽思想の考え方のように働きを捉えて陰陽で分けるということにはなりません。… 続きを読む
套路は、自然な勢で動いた結果の動きを連続させたものです。套路練習が熟練してくると、自然な勢が連なっておおらかに動けるようになってくるので、気が充実し、連続した型がとても気持ちよく行えるはずです。少なくとも、武当派の套路はそのようにできあがっています。相対練習を熟練してくると、套路の感覚と同じように感じられるようになってきます。相対練習は現実であり、套路は理想と考えればいいでしょう。
套路において一人で自然と融合して発せられる勢を、相対練習においても、人間という相対的なものと融合して同じように発せられるようになれば、太極拳は「神明」の領域に入っていきます。… 続きを読む
拳脚とは、突きや蹴りなど、体を使って相手に打撃を加えることです。
拳脚の練習は、普段勢を通していない場所に勢を通して、全身の気血の循環力を取り戻す、素晴らしい体操術となります。また拳脚を受ける側も、相手の攻撃を柔らかく自然な勢で受け流すことになるのが太極拳ですから、同様に体操術となります。リラックスしておおらかに、楽しく気持ちよく行う事が大切です。
拳脚の練習で緊張すれば、自らの体の血流を悪くするばかりか、不自然な拳脚になるので、練習においては相手や自分にも怪我を負わすことになります。… 続きを読む